交通事故の加害者となった場合、①負傷者を救護し、②後続車等に対する危険防止措置をとり、③警察に届出をし、④任意保険会社に連絡してください。 また、任意保険会社の中には、事故後ただちに事故の報告をしなければ、保険金を支払ってもらえない会社もありますので、注意が必要です。なお、少なくとも1回は直接被害者に謝罪に伺うべきでしょう。
(より詳しく)
●自身の身体の安全を確保するとともに、負傷者を救護、必要に応じて救急車を呼んでください。
●後続車等による危険防止のために必要な措置を取ってください。
具体的には、ハザードランプの点滅、車両の移動、車両のエンジン停止、三角板を設置する等です。
●警察に連絡してください。
●被害者に、免許証や車検証を提示し、自身の氏名等を伝えて下さい。また、被害者の氏名等も確認し、連絡先を交換してください。
※被害者への誠実・丁寧な対応を心掛けてください。事故後の不誠実な対応は、その後のトラブルの悪化を招きます。まずは被害者のケガの状況などを尋ね、謝意を伝えましょう。
●任意保険会社に連絡してください。
任意保険会社の中には、事故後直ちに連絡しないと保険金を支払ってもらえない会社があります。可能な限り速やかに保険会社に連絡しましょう。
●ケガや痛みがある場合は、医師の診察を受けましょう。
交通事故の加害者であっても、加入している任意保険(人身傷害保険)によっては、任意保険が適用できます。また、被害者に1割でも過失があれば、被害者の自賠責保険を適用できます。