裁判員制度とはどんな制度ですか。
国民から選ばれた6人の裁判員が刑事裁判に参加して、裁判官と一緒に事実認定や量刑を判断する制度のことです。
裁判員裁判の対象事件は、1.死刑または無期懲役・無期禁錮に当たる罪の事件、2・死刑または短期1年以上の懲役・禁錮に当たる罪であり、故意に行った行為で被害者を死亡させた事件です(裁判員の参加する刑事裁判に関する法律2条1項)。具体的には、殺人、強盗致死、強盗致傷、傷害致死、危険運転致死、身代金目的誘拐、現住建造物等放火、覚せい剤密輸、保護責任者遺棄致死、などです。