素因・被害者の素因【そいん・ひがいしゃのそいん】
不法行為において、被害者が有している精神的な要素や疾患、極端な肥満など一般人の平均値から著しくかけ離れた身体的特徴などの身体的要素で、被害の拡大の原因となったもののことを、被害者の素因といいます。
素因が認められる場合、裁判所は、損害賠償額の算定に際して考慮し、素因によって拡大した被害の分について減額することがあります。
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